純三河白名倉の歴史

名倉砥の産地は、(愛知県北設楽:きたしたら)郡三輪村砥山であって、従来言われている様に名
倉村とか名倉山から出ているのではない。三輪村の隣が振草村で、振草村に隣接して名倉村があ
るけれども、名倉村の方からは砥石が出ていない。恐らく昔此の辺一帯が名倉村といわれたか、或
は砥石は名倉村へ運び出されて此処から諸国へ売り出された為に、其名を得たものと思われる。
土地の伝説では、平家の落武者、名倉左近が刀を研いで見て発見したと言われている。(岩崎航
介著者 刃物の見方 名倉砥の現地調査より)

現在は閉山されています

純三河白名倉
砥石山にて 坂本操、岩崎航介、岩崎重義、浅野先生 砥石山坑内
砥石山にて岩崎氏達と現地調査 坑内の名倉このうち2/3以上がほとんど使えない名倉
名倉を運べるサイズに加工 砥石山坑道入り口
背負い子が運べるサイズに 人が1人入れるか入れないか位の坑道入り口
背負子1 背負子2 背負子3
背負い子が砥石を運んで下山
トップページに戻る